簡単なお昼ごはんのススメ ~そこそこがっつりポークカツレツ~


COVID-19の感染拡大をうけて、今まで以上に、とにかく家で過ごすしかない状況です。そして大変なのが食事の準備。その中でも特に、お昼ごはんを毎回きちんと用意するのは大変です。特に食べ盛りのお子様をお持ちのご家庭は、お昼ごはんにもボリュームを求められることも多いかと思います。毎回でなくとも、そこそこがっつりとしたメニューも必要ですよね。しかも、なるべく簡単で、コスパが良いメニューが理想的。

そこで今回の簡単メニューは、しょうが焼き用ロース肉で作る、
「ポークカツレツ(塩レモン味)」
をご紹介致します。

おすすめの理由

1、簡単
通常のカツレツは、厚めのお肉を叩いて薄くのばしますが、今回はしょうが焼き用のお肉を使い、叩く手間を省いています。特に暑い季節になってくると揚げ物は大変ですが、揚げと焼きの中間の様な調理方法なので、暑い時でも比較的楽に調理できます。また、トンカツを揚げるよりも、油の量が少なく、後片付けも簡単です。

2、そこそこがっつり
豚肉のしょうが焼きと比べて、衣が付きますのでボリュームがUP。そして、オリーブオイルを使用しつつ、バター+チーズ不使用で、ヘルシーさもUP。育ち盛りの揚げ物好きの男子にも、たまには揚げ物が食べたい女子にも、よろこんで貰えると思います。

3、ごはんにもパンにも
カツレツといいますと、ミラノ風のトマトソースが一般的かと思いますが、今回は「塩レモン」であっさりです。この為、ごはんにもパンにも合いますので、お好みで。ごはんが微妙に余っていたり、パンの賞味期限が近かったりと、出来ればこっちを食べて欲しいな~、と言う場合にも良いですね。

材料

■材料(4人分)
☆しょうが焼き用ロース肉・・・8枚位
☆小麦粉・・・適量
☆卵・・・1~2個
☆パン粉・・・適量
→どちらかといえば細か目が良い
☆レモン・・・お好みの量
→生のレモンが良いが、食卓レモンでOK

■調味料
★塩・・・少々
★コショウ・・・少々
★オリーブオイル・・・適量
→フライパンで肉が半分浸る位

作り方

1、肉の脂身側をメインに、スジ切りする
→私はキッチンばさみで、チョキチョキっと切ります

2、肉の片面に塩コショウをふる

3、小麦粉を両面に薄くつけ、溶き卵にくぐらせてから、パン粉を両面に薄くつける
→小麦粉をつける時に、肉をギューと押し広げる(なるべく大きくする感じで)

4、大き目で平らなフライパンに、オリーブオイルを肉が半分浸る位ひく

5、中火で、こんがりきつね色を目安に、両面揚げ焼きにする
→肉4枚ずつが理想(フライパンの中で肉が重ならない程度の枚数を)

6、肉をお皿に移し、フライパンに残ったパン粉屑などをキッチンペーパーで拭き取る

7、オリーブオイルを足して、残りの肉も同じように揚げ焼きする

8、食べる直前にレモンをかけて、召し上がって下さい

まとめ

そこそこがっつりとした、なるべく簡単で、コスパが良い、しょうが焼き用ロース肉で作る、「ポークカツレツ(塩レモン味)」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

小さなお子様ですと、レモンの酸味が苦手かもしれませんので、レモン無しで。また、味が薄かったら、食卓塩を。もし、あっさり過ぎてもの足りないかたは、ウスターソースなどをお好みでご使用ください。

注意点と言うほどではありませんが、肉のスジ切りをやらないと、肉が波打つ感じに反ってしまい、揚げ焼きがやり辛くなりますので、スジ切りを工程に入れてあります。

また、もう少し豪華(濃厚)な感じの味にしたい場合は、パン粉に粉チーズを加え、オリーブオイルにバターを加えて頂くと良い感じになります。が、手間が増えてしまいますので、夕飯時に作る時など、時間をかけても良い場合は、こちらもおいしいので、試してみて下さい。

ちょっと蛇足になりますが、ナイフ+フォークに慣れていないお子様は、良い練習の機会に出来ると思います。普段はパパさん・ママさんにチョキチョキして貰っている子で、そろそろ自分で…、という場合には是非!

それでは、ここまでお読み頂き、ありがとうございました。皆さまの参考になりましたら幸いです。また、感想などもお寄せ頂けますと非常にうれしいです。よろしくお願い致します。

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結びで、恐縮ですが、世界的な大流行となってしまった、COVID-19 。感染されたかたの一日も早い回復と、亡くなられたかたのご冥福をお祈りいたします。そして、少しでも早く、平穏な日常が回復して欲しいと思います。

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