人数が多くても大丈夫!家で作るカツ丼は「マシーナ風ソースカツ丼」がおすすめ

今回はソースカツ丼のご紹介。子育て世代に最適な、簡単に出来て、人数が多くても大丈夫なレシピです。

最初にネタバレさせて頂きますが、味付けは市販の「ソースカツ丼用のたれ」を使います。

あれ?じゃあお店で食べた方が美味しいのでは?との疑問もあると思いますが、お店のカツ丼よりもきっと食べやすく、家で作る価値が高いと思います。味も負けていないかも!?

そして、カツ丼は「絶対に卵とじ」でしょう。というかたにも、子育て世代が家で作るなら、コッチもありかな?と思って頂けるメニューですので、しばしお付き合いを。


(「マシーナ」の説明は最後に…)

おすすめの理由

それではおすすめの理由…の前に、ソースカツ丼について少しご説明を。

ご当地料理の紹介などでかなりメジャーな存在になっていると思いますが、通常の卵とじのカツ丼と違い、「ソースをからめたカツをご飯に乗せる」という料理になります。

有名なのは、福島県・福井県・群馬県・長野県といった地域。また、岡山県ではデミグラスソース。新潟県ではたれカツ丼といった具合に、色々と地域ごとに特色もあります。

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私は福井県と長野県でソースカツ丼を食べました。とても美味しくて、満足だったのですが、どちらかといえば「卵とじのカツ丼」の方に愛着があり、好きでした。

しかし、ソースカツ丼のたれを入手して、家で作り始めてから、その印象が変わってしまい、今では我が家で作るのは、ほぼ「マシーナ風ソースカツ丼」のみ!

理由は、卵とじのカツ丼を家で作るときの問題点と、お店のソースカツ丼に苦手・不満を感じた点、を改良したら、アレ?これ最高?となってしまったから。

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それでは、家で作る「卵とじのカツ丼」の問題点

◆一度に大量に作ることがむずかしい
(出来れば一つずつこだわって作りたい)

◆おかわりを作るのがむずかしい
(ちょっと時間がかかってしまう)

◆出来上がりをすぐに食べたい
(温め直しがむずかしい)

続いて、お店のソースカツ丼がちょっと苦手な理由

◆福井県で食べたときは
少したれで煮詰めた感じのカツで、衣がしっとりとしていた。
(ヒレ肉で作られており、肉は大き過ぎないが、カットはされていない。キャベツなし。)

◆長野県で食べたときは
肉が厚くて大きく、とにかく量が多い。見た目の迫力は楽しいが、食べきることが大変だった。
(ロース肉で作られており、カットされている。キャベツあり。)

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いかがでしょうか?子育て世代にとっては、「家で作る卵とじのカツ丼」の問題点はかなり大変な問題で、「お店で食べたソースカツ丼」のちょっと苦手な点は、同意して頂ける人が多いのではないでしょうか?

そしてこれを解消したのが「マシーナ風のソースカツ丼」です。大量に作り易く、おかわりや、温め直しも簡単!

それでは材料と作り方、ポイントをご覧頂き、さらに魅力を感じて頂きたいと思います。

材料

■材料
☆とんかつ用のお肉・・・一人一枚分が基本ですが、お好みで
(豚ロース肉)
☆キャベツ・・・お好みの量
(ご飯に薄くひく位がおすすめ)
☆ご飯

☆小麦粉
☆溶き卵
☆パン粉
☆油

■調味料
★お好みのソースカツ丼のたれ・・・お好みの量
★塩・・・少々(忘れても大丈夫)
★コショウ・・・少々(忘れても大丈夫)
★レモン・・・お好みで
★からし・・・お好みで

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ソースカツ丼のたれは色々なものがありますので、お好みで選んで下さい。

ちなみに私のおすすめはこちら↓

こちらの「駒ヶ根ソースかつ丼旨味ソース」は、「薬用養命酒」でおなじみの「養命酒製造株式会社(YOMEISHU SEIZO CO.,LTD.)」さんがつくられています。現在の本社は東京にありますが、元々の創立は長野県の会社です。

ポイントは、「カラメル色素・増粘剤・化学調味料・甘味料などの食品添加物」を使っていない点です。もちろん味もバッチリで、ちょっと甘口な部分も含めて、子育て世代にピッタリなソースです。

ちなみに、養命酒製造株式会社さんは、東京スカイツリーのソラマチに新しいお店「くらすわ(CLASUWA)」を、2020/6/8にオープンしたそうです。ソースのおすすめからは、ずれた話で恐縮ですが、かなり気になっています。(行ってみたい。。。)

作り方

1、ご飯を炊く
→炊きたてでなくてもOKですが、温かいご飯を用意

2、キャベツの千切りを作る
→うちはスライサーを使います
→水気の無いように

3、肉をスジ切りして、軽く塩・コショウをする

4、肉に衣をつける
→小麦粉・溶き卵・パン粉の順で

5、170~180℃くらいの油で揚げる
→中までしっかりと火を通す
→揚がったらアミなどで、余分な油を落とす

6、バット(お皿)にソースカツ丼のたれを入れ、そこにカツを入れて、たれをからめる
→完璧に染みこませるよりも、ムラがある方が良い
→味が足りなければ、後からたれを追加
→なるべくなら、衣のサックリ感も残したい

7、カツを食べやすい大きさに切る
→カツを直にまな板に乗せるとベタベタするので、クッキングシートを引いて包丁で切る
→子供用はキッチンばさみで、さらにカット

8、どんぶりにご飯を盛り、キャベツをのせて、カツをのせたら完成!
→お好みで、レモンとからしを(私は多めが好き)
→たれが足りない人は後から追加でかける(うちの末っ子は必ず、追加)

マシーナ風のポイント

1、ソースカツ丼のたれは加熱調理不要のものを選ぶ
加熱するのも手間ですし、カツの衣のサクサク感を少しでも残す為です。また、熱々のカツがたれにひたされて、若干冷めますので、お子様でも食べやすく、味もしっかりと味わえると思います。(私のおすすめ「駒ヶ根ソースかつ丼旨味ソース」も、もちろん加熱調理不要です。)他にも色々なソース・たれがありますので、お好みでお選び下さい。


↓これも美味しかった

2、お肉の厚さは1㎝位のものを(普通にスーパーで売っている厚さを)
お店で食べるのなら、3㎝位の分厚いカツが良いですが、家で作るのは大変。そして、今回の作り方で食べるなら、作りやすさ・食べやすさ・おいしさのどの観点からしても、1㎝位がベストと思います。

ちなみに、私の大好きなマンガ(卵とじの方ですが)では、
美味しんぼ」4巻…5㎜をおすすめ
クッキングパパ」6巻…3㎝をおすすめ
と大きな差がありました(笑)。どちらも食べたら絶対に美味しい!


3、ご飯はなるべく熱々のものを用意する
熱いご飯の上にキャベツをのせることにより、少しキャベツがしんなりして食べやすくなります。つまり食べる時には、ご飯が熱々でなくても大丈夫です。ちなみに、キャベツを加熱調理したこともありますが、生のキャベツの方が美味しく感じました。

4、「フタ」はしない
どんぶりに「フタ」はしないで下さい。卵とじカツ丼と違い、蒸らす必要はありません。たれで十分に衣がしんなりしており、これ以上は衣をしんなりさせない様にご注意下さい。

まとめ

子育て世代に最適な、簡単に出来て、人数が多くても大丈夫なレシピとして、
「マシーナ風ソースカツ丼」
をご紹介致しました。

食べ盛りのお子様には、多めに揚げておいて、ガンガンおかわりを!そして、小さなお子様は、ソース少な目や、ソース無し、衣無し(衣をはがす)でも、年齢にあわせてアレンジしやすいのもメリットです。

二世帯・三世帯といったご家族の多いかたにもおすすめです。ちょっと固いものが苦手なお年寄りのかたがいらっしゃる場合は、国産のお肉の方が柔らかくてよいかもしれません。

カツ丼は「絶対に卵とじ」というかたにも、子育て世代が家で作るなら、コッチもありかな?と思って頂けるメニューだと思いますが、いかがだったでしょうか?「卵とじのカツ丼」と「ソースカツ丼」のどちらが良いかではなく、どっちも楽しめると良いですよね。

また、オリジナルの「ソースカツ丼」を味わってみたいかたは、お肉とのセットでも色々販売されておりますので、まずはこちらを試してみるのも良いかもしれませんね。(注:こちらのセットは、私は購入したことがありませんので、内容説明が出来ません。。。すみません。)


そして、「ふるさと納税」の対象になっているものもありますので、こちらを利用するのもお得かもしれません。

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それではおまちかね(?)の「マシーナ」の意味について。ロシア語で「車」のことです。つまり、「kuruma風」。

ソースカツ丼は、元祖の定義もむずかしく、それぞれが郷土に愛されている料理と思いますので、リスペクトも込めて、それぞれの地域とは違う、家庭料理としてご紹介させて頂く為に「マシーナ風」とさせて頂きました。安直なネーミングですみません(汗)。

さて、最後に「マシーナ風ソースカツ丼」の魅力をもう一つだけ、

熱々を食べる料理では無いので、少し冷めても美味しいですよ!「ご飯だよー!」と呼んでも、中々こないお子様に、ピッタリ(笑)。

それでは、ここまでお読み頂き、ありがとうございました。皆さまの参考になりましたら幸いです。また、感想などもお寄せ頂けますと非常にうれしいです。よろしくお願い致します。

追伸

ちなみに私の中であこがれのカツ丼といえば、「ミスター味っ子」の日之出食堂、「味吉 陽一」君の
「2度揚げの超極圧カツ丼」

料理マンガの料理って、魅力的ですよね。何年たっても忘れられません。

あれ!?卵とじのカツ丼、作りたくなってしまいました(笑)。

kuruma


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