パチンコで負けている人へ ~勝ち方と辞め方~
今回はパチンコで負けているあなたへ、勝ち方と辞め方をお伝えしてみたいと思います。
とは言え、私はプロではありませんので、素人なりに考えて試した結果となります。パチンコ歴は20年位で、ずっと打ち続けてきたわけではありませんが、それなりのキャリア。
ちなみに私がパチンコにハマった時期は過去3回。
1回目が20年以上前の20歳位の頃。CR大工の源さんとか好きでした。
2回目が10年以上前の30歳位の頃。夜勤とストレスでハマりました。
3回目が数年前の40歳位の頃。とにかく勝ってみようと思って試してみました。
正直、ハマっていた頃は間違いなく依存症だったと思います。
ちなみに今はパチンコからは足を洗い、今後も打つ予定はありません。
パチンコを辞める前の1年間ほど、勝つためだけにパチンコを打った結果、勝ち方と同時に不思議と辞め方も分かってしまいました。あくまでも主観ですが。。。
それでは私が勝つためにやった事と、辞めるための考え方をお届けします。
最初に結論的なことをお伝えしておきますと、パチンコは辞めた方が良いと思います。理由は負けるとお金と時間を失い、勝つためにやるパチンコは楽しくないからです。
パチンコで負けているあなたに何らかの参考になれば幸いです。
目次
1、パチンコの魅力
2、勝つためにやった事(収支報告)
3、パチンコでの勝敗
4、パチンコの辞め方
5、まとめ
蛇足(辞めて欲しいと願うあなたへ)
1、パチンコの魅力
パチンコのどんなところが魅力的なのかは人によってもちろん違うと思いますので、私の考えていた魅力点を挙げてみました。
パチンコ好きなあなたなら、共感して頂ける点もあると思うのですが、どうでしょうか?全然違いますかね?
- 気軽に一人で楽しめる
- 勝った時の爽快感
- 遊びながらお金が儲かる
- 手ぶらで楽しめる
- 勝てばお金がかからない
- 何も考えずにボーっとしていられる
- だいたいいつでも開いている
- 夜勤明けでも眠くなりにくい
- 気を使うことがほぼ無い
- 誰とも話さなくても良い
- 大当たり時の派手なアクション
- 大当たり時の音楽
- 完全に負けたと思ったところからの大逆転
これ以外にもまだまだある様な気も致しますが、ざっくりこんな点に魅力を感じていた私であります。つまりかなりゆるい感じでパチンコをやっていました。
あなたはいかがですか?
パチンコのどんなところが魅力で、どんな打ち方をされているのでしょうか?
2、勝つためにやった事(収支報告)
それではそんなゆるい感じでパチンコが好きだった私が、勝つためだけを目指してやったこと、10項目が以下になります。
まずは、ご確認下さい。
- 収支をきちんとつける
- 回る台を打つ(ボーダー理論)
- 短い時間では打たない
- 良い台はとことん打つ
- 相性の悪い店では打たない
- 相性の良い店を最優先する
- 新台導入を狙う
- 止め打ちをする
- 好きな機種は打たない
- 相性の良い機種は打つ
おおよそ大事な順で1~10を並べてあります。
特別なこと・真新しいことは一つもありませんので、拍子抜けさせてしまったらごめんなさい。
おそらくパチンコで勝ちたいと考えれば、どれも当たり前と思えることばかりだと思います。
そしてこれらをとにかく徹底することと考えました。
実際にやってみて一番大変だったのが、4番の『良い台はとことん打つ』。どんなに当りが来ても来なくても、10時間以上打ち続けるのはメンタルも体も予想以上に負担がかかりました。
9番の『好きな機種は打たない』は、もちろん回る台であれば打ってもOK。あくまでも回る台を優先するという意味です。
その結果がこちらの収支になります。
この結果をあなたがどう判断されるかは分かりませんが、私にとっての精一杯の結果がこの数字であります。
勝ちにこだわったわけですが、27勝27敗1引き分けという、何とも惜しい結果(笑)。
しかしながら、金額的には+137,000円と一応のプラス収支でしたので、「勝てた」と表現させて頂きます。
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さて、少し収支の数字にご注目下さい。
平均投資額は、20,100円です。つまり1日の勝負で2万円位は投資しないと、この結果は得られないという事です。
なおかつ、最高回収額は120,000円。これが1日の最大値。20年以上前であれば、1日で20~30万位いけたこともありましたが、現行の機種では大きく勝つのは非常に難しいと思います。
平均の収支は+2,491円。
つまりこの期間、55日間の日当が2,491円。
朝の10:00から夜の10:00位まで、約12時間がんばって2,491円。
もちろん、もっと短い時間のときもありましたが、貴重な休みを使って2,491円。
これが私の精一杯の結果です。
合計投資額1,105,500円
合計回収額1,242,500円
いかがでしょうか?
『勝ち』ですよね?
3、パチンコでの勝敗
あなたはパチンコでの勝敗をどの様に判定していますか?
おそらく多くの方が
「投資金額」<「回収金額」
で勝ち。
つまり、自分のお金が増えれば勝ちで、逆が負けと回答されると思います。
しかしそれだけでしょうか?
例えば、1万円を投資して1回の大当たりも無く、終了すれば負けは納得。ですが、同じ1万円を投資して大当たりが10回以上も来て1日中遊べてしまえば、最終的に回収金額が0円でも「負け」と感じず、むしろ楽しめたから勝ったも同然と感じてはいませんでしょうか?
また、新台で好きなキャラクターなどが使われていると、回収が0円でも楽しめたからいいやとか、まずは試してみたかったからよしとしよう、と感じていませんか?
パチンコでの「勝敗」はあくまでも、「投資金額」と「回収金額」のどちらが多いか少ないかのみで考えるのが、勝つためと辞める為に大切であります。この線引きが出来ない人は、トータルで収支を見れば絶対に負けており、辞められない人です。
なぜそう言い切れるのか?
過去の私がそうだったからです。
そして多くの人がそうでないとパチンコ屋さんが成り立ちません。
そう、パチンコ屋さんは慈善事業ではありません。れっきとした商売であります。
つまり10人お客さんがいるとして、5人が勝って5人が負けてトントンだとするとパチンコ屋さんは経営が破綻してしまいます。
つまり純粋なパチンコの勝敗(「投資金額」と「回収金額」のどちらが多いか少ないか)で考えた場合に、私たちが勝ち続けることは非常に難しいことなのです。
逆に言うと、パチンコ屋さんは絶対に勝たなくてはなりません。負けるとお店をたたむことになってしまいます。
パチンコで勝ちたい人は、ここを厳密に線引きして、ガチの真剣勝負をするべき。パチンコを楽しんでいる余裕などあるはずも無いのです。ちなみに私は毎回、お店の売り上げを全部頂くつもりで打ちに行きました。
これを聞いても、パチンコをゆるく楽しみたいと思う人…
負けて当たり前です。パチンコ屋さんではなく、ゲームセンターかスマホのアプリ、自宅へのパチンコ台の設置をおすすめ致します。
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さて、くどい様ですが、繰り返します。
パチンコでの勝敗は
「投資金額」<「回収金額」
お金が増えれば勝ちで、逆が負け。
これだけです。
さあ、あなたは勝ち続けることを目指しますか?それとも辞めますか?
勝ちを目指されるかたは、とにかく厳密な収支をつけてみて下さい。私の収支をベンチマークにして頂き、ぜひこの数字を上回って頂きたいと思います。
辞める方は、次章を読んでみて下さい。何らかの参考になれば幸いです。
4、パチンコの辞め方
さてこの第4章「パチンコの辞め方」を読んでくださるということは、あなたがパチンコを辞めたがっていると思ってよろしいでしょうか?
もしまだ、辞める気が無いようでしたら、お読み頂かない方が良い内容です。
パチンコを辞めたい人だけお読み下さい。
では…
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まずは質問です。
あなたはどうしてパチンコが辞められないのだと思いますか?
……
…
おそらく理由は大きく分けると2種類。
★ストレスの発散になるから
★負けを取り返したいから
違いますでしょうか?
そしてこの2つの理由は別々に考えてあげた方が良いと思います。
しかし、根底にある問題は一緒なのかもしれません。
それでは考え方をお話しさせて頂きます。
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★『ストレスの発散になるから』に対する考え方
これは実はとても簡単です。他にストレス発散の方法を持てば良いだけですよね?
では、なぜその簡単な事が出来ないのか?
パチンコに依存してしまっているからだと考えられます。
つまりパチンコで勝つ・大当たりを引くことが唯一のストレス発散であると脳が認識してしまっている状態。
ここからの脱出は、やはりパチンコ以上の発散方法を持つことですが、これは趣味に限らず仕事でもOKだと考えています。この場合の仕事とは家事や育児も含まれると考えて下さい。
趣味で考えれば、あなたが本当に好きでやりたいことは何でしょうか?または、何だったのでしょうか?
考えて、思い出してみて下さい。
そして是非それにチャレンジしてみましょう。
ワクワクしてきませんか?
あれ?趣味に走れない理由がありますか?
それはもしかしたらお金でしょうか?
そうなのです。趣味にもよりますが、大抵のことにはお金がかかるのです。
つまりお金があれば何とかなりそうですよね?
ではパチンコを辞めて、その分のお金を趣味にあてましょう。そしてそれでも足りない分は働きましょう。今の仕事で収入をUPさせても良いですし、副業も良いと思います。
パチンコでのストレス発散は、お金がかかり過ぎます。
ストレス発散の為のパチンコはまさに無益なのです。
そして、その為のお金をパチンコで稼ぎたい・取り返したいと思っていますか?
もう一つの理由につながりましたね。では、次の項目へどうぞ。
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★『負けを取り返したいから』に関する考え方
残念ながら、負けは取り返せません。
先程の『パチンコでの勝敗』でご説明した通り、みんなが負けを取り返すとパチンコ屋さんが潰れてしまいます。
そう、絶対に負けは取り返せないのです。
ここを理解するのが重要です。
そして、残酷なことをお伝え致します。あなたがパチンコで負けている・辞めたいと思っているということは、あなたにはパチンコの才能がありません。
結果がすべてを物語っています。
もし、「そんなことはない!」と言うならば、しっかりと収支をつけて、私の実績を上回ってみて下さい。そして、私ごときの実績に勝てないのならばやはり才能がありません。
パチンコは1回の大当たりでの大逆転がありそうですが、実は全くありません。1日だけの大勝はありますが、毎日・毎回、大勝を続けることは私達には出来ないことなのです。
想像してみて下さい。2万円を持ってパチンコへ行き、必ず勝てますか?朝の10:00から夜の10:00までずっと勝ち続けることが出来そうですか?しかもそれを毎日、毎回出来ると思いますか?
無理なのです。もう結果は出ています。
それでも安心して下さい。あなた一人だけではなく、私も含めて多くの人が負けているのです。
そう、私も負けています。最後の1年はかろうじて勝てただけであり、それ以前は正確な収支をつけていませんが、1日に20万勝とうが30万勝とうが、トータルでは負けているのです。
リセットしましょう。
今なら間に合います。
今までの負けはパチンコの、そして人生の苦さを知る授業料だったとでも思いましょう。
対価も得たはずです。今までのパチンコで楽しかったことや嬉しかったこと、ストレスの発散など良かったことも多々あったことでしょう。
この辺でパチンコのある暮らしは、楽しかったけどもう終わり。
次のステップへと人生を進めてみてはいかがでしょうか?
あなたがパチンコへ費やしてきた労力を、他の何かへ向ければ間違いなく人生が変わりますよ。
ではもう一度お聞きします。
あなたが本当に好きでやりたいことは何でしょうか?または、何だったのでしょうか?
もしよかったら、私に教えて下さい。
そして、本気で辞めたいのに辞められないで悩んでいるのならば、相談にのりますよ。
5、まとめ
今回はパチンコで負けているあなたへ、勝ち方と辞め方をお伝えしてみましたが、いかがだったでしょうか?
かなり上から目線の物言いであり、ご不快にさせてしまった点を、お詫び申し上げます。私もあなたも何も変わりません。私の方が少しだけ早くパチンコを辞めただけです。
パチンコは楽しいです。これは間違いありません。しかしお金と時間がかかり過ぎてしまうのも事実なのです。
今後の人生において、必死にパチンコで勝ち続ける人生を選ぶか、パチンコを辞めて好きなことをやる人生を選ぶか、まさに今が岐路かもしれませんね。
あなたの人生にもちろん誰も口出しは出来ないでしょう。しかし、あえて口を出させて頂くのならば、パチンコで負け続ける人生だけは回避して頂きたいと思います。
それではここまでお読み頂き、本当にありがとうございました。ほんの少しでも参考になる部分がありましたら幸いです。
最後にこれだけはお伝えさせて下さい。
パチンコで負けるのは当り前のことです。あなたは何も悪くないのです。ムダに落ち込む必要はありません。なるべく暗くならずに明るく前を向きましょう。そして、今後の人生を楽しく過ごして行きましょう!
以上、kurumaがお伝え致しました。
蛇足(辞めて欲しいと願うあなたへ)
大切な人に何とかパチンコを辞めて欲しいと願っているあなたに、少しだけお話しを。
残念ながら、あなたに出来ることは多くないかもしれません。
本人が依存症であることを自覚して、自分の力で克服するしかないと思うのです。
あくまでも私の場合でしかお話しできませんが、パチンコは勝てないということの理解とパチンコ以外でのストレス発散方法の確立が重要であったと思います。
方法が不明で申し訳ありませんが、この2点を本人に理解させて実行させることが出来れば、十分にパチンコの依存から脱却できると実感しております。
公的な機関も多く存在しておりますので、まずはそちらを調べて知識を吸収し、よく考えてから相談などをしてみてはいかがでしょうか?
参考までに下記にリンク先を添付致します。
消費者庁HP ギャンブル等依存症でお困りの皆様へ
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_012/
パチンコをやらないあなたからすると、どうしてこんなものにハマってしまうのか不思議だと思いますが、きっかけはささいなことであったと思います。
たまたま勝てた。好きなキャラの台があった。誘われて始めた。などなど。
それがいつの間にか、無くてはならないもの、依存の対象になってしまった。
自分がそうだったから言うわけではなく、本当に誰でもなりうるのが依存症だと思います。あなたの大切な人が悪いわけではなく「病気」なのです。
そして最後に、これは杞憂であって欲しいのですが、
もしも…
あなたが大切な人を、止められない・辞めさせられないことに、何らかの責任を感じていらっしゃるのだとすれば、それはあなたの責任では絶対に無い!
と、いうことをお伝えしたい。
誰が悪いわけでも無く、ただ病気なのです。
治療は早い方が良いのはどんな病気でも一緒だと思います。
あなたの大切な人の病気が一日でも早く治ることをお祈りさせて頂きます。
kuruma